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ビデオのトランスクリプト

これまでにトマ・ピケティが「分散する力」と呼ぶ 不平等の原動力になるかもしれないものについて 話をしてきました.ここでは, 彼が少なくとも「収束の力」と呼んでいる ものについて話をしましょう. 収束の力, forces of convergence, または,世界をより平等な場所にするもの,です. 彼が挙げる第一のものは, 私の考えととても近いものですが, それは知識の拡散です. 知識の拡散. ここにあるいくつかのグラフは, 知識の拡散を示します. 少なくとも巨視的なもので, ヨーロッパやアメリカといった地域によるものです. これはいかにそれが世界の生産の出力を 平等化しはじめているかを示しています. ここで見せるように,グラフが1700年代にはじまって, 産業革命を通じ, おおざっぱに言えば西洋が発展, あるいは工業化してきました. 西洋,ヨーロッパやアメリカが,世界の生産出力の パーセンテージの割合で どんどん大きくなっていきました. そしてアジアは割合いとしては小さくなりました. しかし20世紀の最後の四半世紀と21世紀に入り, この動きが変化したのがわかるでしょう. 世界の生産の出力のアジアのパーセンテージが 割合がどんどん増加しています. これは間違いなく起こっています. 西洋から東洋への近代的な設計技術, そして,工業技術などなどの, 知識の伝達,知識の拡散のためです. そしてこれが21世紀の初めに, なぜアジアが工業生産の主力となったのかの理由です. 彼らは西洋から学び, 西洋からの知識のいくらかを 時にはさらに改良して 自分自身をさらに もっと生産性の高いものにしています. つまり少なくとも,この図では地域を考えると, 知識の拡散によって 世界がより平等になっていることを示します. 私達はこれを一人頭のものとしても見ることができます. ここにあるのは…このグラフは, 基本的に時間を通して一人頭の GDP を 世界の平均のパーセンテージとしてプロットしたものです. 世界の平均は,ここにあります. まあ,それは100% ですね. 世界の平均が世界の平均に占める 割合なので平らな100%です. 産業革命を通して, ヨーロッパとアメリカ,基本的に西洋ですが, その一人頭の GDP は 世界全体の GDP の平均に対する割合として どんどん大きくなっていきます . しかしそれが真だったのは最近までです. 最近の20〜30年では, パーセンテージとしては下っています. それは一人頭の GDP が下がっているという 意味ではありません. 単に,世界の平均に対する 割合いとして下がっているという意味です. それは実際にアジアの一人頭の GDP が, もう一度,知識の拡散によって, より早く成長してきたということです. 少なくとも,この知識の拡散という考えは, この地域のレベルでは起こっているようです. 少なくとも現在においては, アジアの参与はアフリカより大きいようです. しかし,これは西洋以外に広がり始めています. 生産能力,または, 一人頭の GDP という富として, まあ,あなたがどうこれを見るかによりますが, 東洋は西洋に並んでいくと私は思います. さてここで,質問が一つあります.これは地域のレベルで すが, 個人のレベルではどうでしょうか? それについては,次のビデオでもっと見ていきましょう.