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ビデオのトランスクリプト

21世紀の資本論の コアとなる考えの1つは, 税金の支払い後の資本からのリターンと,... もうちょっときれいに書きましょう. 資本からのリターンと比較して,… 経済成長率… 資本からのリターンと経済成長率の比較です. 資本からのリターン, r が, g,経済成長率,よりも大きい場合には, この,r が g よりも大きい場合には これが収入の不平等に関係するというものです. 収入の不平等の増大, それは収入がより労働者よりも 資本のオーナーへと行く. というのも資本や富は集中する傾向があるからです. 資本は富と見ることもでき, 富は集中する傾向があり, 集中が起こると, それはさらに進んで,もっと不平等になります. では,あなたがこれが本当に原因となるか, ならないかを信じる前に, 資本からのリターンについてもう少し理解してみましょう. そして,それが経済成長とどのように比較され, また,それがいかに資本のオーナーの収入と, 労働者への収入を作るかを見ましょう. これを考えるために, とってもとっても簡単な経済を考えましょう. 世界には1つの金鉱だけしかない経済を考えましょう. これが1年目とします. そして,この経済の全部の価値は... 経済の全ての富. 経済の全資本. まあ,その価値は 1000 個の金のピース分としましょう. この世界でどうやって価値を示すか,などなどは もう明らかなことでしょう. これは物の市場価値について考えるという 話へとつながっていきます. または,物の価値を より固有の性質で見るようなことです. しかし,今はこの簡単なアナロジーで考えていきましょう. このモデルで,資本からのリターンと 経済成長のアイデアを考えたり, それぞれが互いにどのように関係している かもしれないかを考えましょう. 資本が 1000 個の金のピースとしましょう. (金のピース)ゴールドピースを GP と書きます. そして,最初の年の国民所得を考えます これは金鉱です. 金だけを生産する経済ですね. 緑で書いてみます. 全国民所得, 国全体が単に1つの金鉱です. 国民所得. では,国民所得は100 GP,ゴールドピース,… 金のピース分の国民所得があったとしましょう. そして,その収入を労働者と分けることしましょう. 実際に金を掘るためには 金鉱で働く労働者が必要です. この100個の金のピースは 資本のオーナーと労働者との間で分けます. 資本のオーナーとは, 土地を持っていたり, 金を掘るための道具などを持っている人です. そして労働者へはこのうちの 50 が,… 50 個の金のピースが労働者に行くとしましょう. これが労働者に行きます. そして50個の金のピースが 資本のオーナーへと行きます. これは資本のオーナーへと行く. ここでは,税金などはないものとしましょう. 税金などの複雑なことは ここではまだ考えないことにします. 税金を払った後の話にしましょう. これで資本からのリターンを計算できます. 1年目の R. R が何に等しいかというと... 資本のオーナーは 50 個の金のピースを取りました. 50 個の金のピースを得て,そのための資本は 1000個の金のピースでした. すると,50 割る 1000 ですから 5% です. では,これを経済成長があるという 状況で考えましょう. 1年目から2年目に行くとしましょう. 2年目に行くと… 話を簡単にするために, 資本のオーナーは,得た資本を 全部金鉱へと再投資したとしましょう. つまり,この金鉱の価値というのは, 2年目の資本は, 1050 個の金のピース分になります. 私達は1000個から始めました. そして50個を稼いで. それを資本へと再投資しました. 多分,もっと金をとるための道具や, 土地などを買ったのでしょう. すると,1050の金のピースになります. 次の年には,国民所得が成長します. 国民所得 念のためもう一度言いますと, これはとても簡単にした経済で, 簡単にしすぎとも言えるでしょうね. この国には1つの大きな金鉱以外には何もありません. そして,投資をしたので国民所得が増える. 仮に 2% 成長したとしましょう. すると国民所得は102個の金のピースです. これを分配する方法はたくさんあります. しかしまあ,議論を簡単にしましょう. ここでは理解しやすいようにしたいと思います ここでの経済成長は 2% と言いました. さて,1つの質問,そしてこれが この本の中心となる質問ですが, それはこの場合のように r が g よりも 大きいだけで, 国民所得はより資本のオーナーに 行くことになるのか,というものです. それともその反対になるのか? あるいは,不平等のレベルはそのまま変化しないのか? ここでぜひ,ビデオをポーズして, 自分自身で考えてみて欲しいと思います. これらの数字が全て与えられた場合, 他の分配方法はあるでしょうか または,2年目の国民所得は, どれだけが労働者に行き, どれだけが資本のオーナーに行くか この,r が g より大きいという状況で考えてみて下さい. これはいつでも不平等になりますか? そうですね.実はこの年の収入を どのように分けるかによります. もちろん,もっと不平等になるように することもできるでしょう. たとえば,労働者は 50 個の金のピースのままで, そして資本のオーナーには 52 個の金のピースがいく という状況もあるでしょう. すると,資本からのリターンは 52 割る 1050 ですね. 52 割る 1050 です. 資本への収入は全部で 52 です. 資本の価値は 1050 個の金のピースでした. すると,資本からのリターンはほぼ 5% ですが, しかし少しだけ 5% よりも小さいですね. 4.95% でしょうか このシナリオでは,資本からのリターンは, 約 4.95% です. そして,ここでもまた,r は g よりも大きいです. そして不平等は少し拡大しました. 資本のオーナーの収入は増え, 大きなパーセンテージになりました. 前は 50 % だけ取っていたのに, 今は 50% を越えています. しかし,この反対が起こることを考えることもできます. 反対が起こることを考えることもできます. 多分今年は労働者の力が少し強くて, 給料の上昇を交渉で勝ちとることができたとしましょう. すると,52 個の金のピースが労働者に行き, 50 個が資本のオーナーに行くということもあるでしょう. では,資本からのリターンはどうなりますか? この状況では,資本からのリターンは, 50 割ることの… まあ基本的に収入は同じですね. しかし,投資は大きくなっています. 成長するためにさらに投資をした(結果の) 1050で割る 50 割る 1050 です. すると,これは4.76% くらいになります. 約 4.76% です. この,とても簡単にした分析で, 表面的にですが, 1年目と2年目の r と g を 表面的に比較すると,収入はいつもより不平等に なるとは限りません. r が g より大きくても不平等とは限らないのです. これはその指標となることはできるでしょう. あるとても高いレベルでこれを見るとそうかもしれません が, しかしこれだけを見た場合にはそうとは言えません. もし誰かがあなたに, r,資本からのリターンが g よりも大きいぞ,と言っても その年に不平等が増大したかどうかは 確実にはわかりません. では,次のいくつかのビデオでは, この質問についてもう少し深く考えていきましょう. スプレッドシートを使って, いくつかのシナリオを考えたいと思います. 多分,r が定数,または r と g が定数の シナリオを見ていきたいと思います. そして,不平等がどうなっていくのかをみましょう. 不平等は一定かもしれません. そしてどんな r が影響するかを試したりを, 次のビデオでやっていきたいと思います.