メインのコンテンツ
算数
単位 18: レッスン 5
負の数のたし算入門負の数のたし算の例
15 + (-46) + (-29) の計算のために数直線を使いましょう。 Sal Khanとテクノロジーと教育のためのマネタリー財団 により作成されました。
ビデオのトランスクリプト
-15 + (-46) + (-29) の
合計を見つけなさい この計算のために,まずはこれを
ちょっと見えるようにしてみましょう。 これらの数字はどういう
ものでしょうか? 数直線を書いてどこに
あるか見てみましょう。 0 がここだとすると, -15 はこのあたりでしょう。 -15 を 0 から -15 を指す矢印
として表したいと思います。 矢印の長さは,この絶対値と
呼ばれるものになります。 それは 0 からの
距離のことです。 ですからこの長さは 15 になります。 マイナス,あるいは負ということは
左を指すことを意味します。 そして絶対値は 15 になります。 絶対値というのは
矢印の長さのことです。 -46 についても同じ
ことをしてみましょう。 もう一度,数直線を
描いてみます。 0 は同じような位置で, -46 というのは
この辺になるでしょう。 まったく同じ考えですが, -46 と 0 の間の距離は -46 の絶対値と呼ばれるものです。 ここにある距離,絶対値は
46 になります。 そしてその向きというのがマイナス
ですから左側を向いています。 左側が -46, マイナスというのは, 0 から左側にあると
いうことを意味します。 そして 46 というのはどれくらい離れて
いるのかというのを意味します。 -29 も同じ考えが使えます。 もう一度数直線を描いてみます。 黄色をまた使います。 数直線を描いて, ここが 0 で,-29 というのは
この辺になるでしょう。 -29は, 0 からちょうど 29
離れているところのことです。 ですからこの長さは 29 で, そして,マイナスなので
左側にあります。 だからこれが -29 になって, +29 の場合は,29 は
0 の右側になります。 これらの数字を全部
数直線上で示しました。 絶対値が何かを
見ることもできます。 次はこれらを加えると
どうなるかを見てみましょう。 数をたす 1 つの方法は, これらの矢印を
つなげることと同じです。 もしこの矢印をこの矢印につなげる, または左側に置けば
たすことになります。 このマジェンタ (色の)
矢印をそのままにしたら, 次の緑の矢印を置いて, 最後にオレンジ色の矢印を
加えれば,たしたことになります。 それを描いてみましょう。 もとのものよりも長い
矢印になります。 0 から始めて,まずは
-15 があります。 まず 15 の分だけ
左に移動します。 それが -15 です。 そして次に 46 分,
左へと移動します。 これで -15 + (-46)
になります。 それを描いてみます。 -46 この数がいくつになるかは
後でみつけましょう。 46 分左へ行きます。 それはこれです。この矢印と同じ
長さになるように気をつけます。 -15 から始めて, (左へ) 46 移動します。 そしてまだこの数が
どうなるかはわかりませんが, ここで後で計算しましょう。 それが実はこの問題
のポイントです。 ただ,この矢印の長さが 46 と
いうのはわかっています。 そしてこのマゼンタ色の矢印の長さは
15 というのもわかっています。 最後にこのオレンジ色
の矢印があって この長さが 29 というのも
わかっています。 それは左側に 29 です。 29 の長さがある。 ではこれらを全部加えると,
どこにつくでしょうか? ここの数直線の上の
どこに行き着くでしょう? 左側に伸びる全部の
長さというのは, 15+ 46+ 29 になります。 しかしそれは左側なので, 負の数,マイナスの数になります。 ここにあるすべての数は
同じ符号を持っているので この長さはそれらの絶対値
を全部たしたもの -15 の絶対値は 15, -46 の絶対値は 46, -29 の絶対値は 29, その全部の数をたして, そしてその負の値をとったものと
同じことになります。 15 + 46 + 29 を
計算してみましょう。 5 + 6 = 11 で,11 + 9 = 20
で,2 を繰り上げて 2 + 1 は,3,3 + 4 は 7,
7 + 2 は 9 です。 つまり,90 になります。 この全体の長さと
いうのは 90 になります。 矢印をたす場合は,
90 になりました。 しかし,90 は右側への
90 ではありません。 右への 90 だった場合は,これらが
全て正の数だったのでしょう。 この場合は,左へ 90 です。 ですからこの 3 つの数をたすと マイナス 90 になります。 これを考える一つの方法は これらの数はみな同じ符号なので その長さはこれらの絶対値を
全部たしたものになります。 そしてそのマイナスをとります。 マイナスのカッコの,-15 の絶対値たす, -46 の絶対値たす,-29 の
絶対値をとったものです。 この棒が絶対値の記号です。 これは最初,ちょっと不思議に
思うかもしれませんけれども, この -15 の絶対値というのは, 単なるこの紫色の
矢印の長さのことです。 そしてこの -46 の絶対値というのは この緑色の矢印の長さで, -29 の絶対値というのは, 29,この矢印の長さのことです。 そしてこれを全部
たすと 90 になります。 しかしこれは左側に
あるので -90 になります。