If you're seeing this message, it means we're having trouble loading external resources on our website.

もしあなたがウェブフィルターを利用している場合には,*.kastatic.org*.kasandbox.org がブロックされていないことを確認して下さい。

メインのコンテンツ

かけ算の性質とパターン

かけ算問題を簡単にするために数の順番を変えたり,数を分解したりします。 Sal Khan により作成されました。

会話に参加したいでしょうか?

まだ投稿がありません。
英語は理解できますか? ここをクリックしてカーンアカデミーの英語のサイトでのさらなる議論を見て下さい。

ビデオのトランスクリプト

ここにはいくつの風船があるのか 知りたいと思います。 単純にこれを全部 数えてもいいのですが, しかしここでは,他の方法で 考えてみたいと思います。 特にここでは素敵な配列, きちんと並んだ格子の パターンがあるからです。 そしてこういうものをいつも単純に 1, 2, 3, と数えて いかない理由は, 行の数と列の数の かけ算を使うことができるからです。 というのも,あなたはいつかものの数を 1 つずつ数えることが できない場合にきっと出会うでしょう。 しかし,その時でも行の数と 列の数だけを数えることは できる場合があります。 例としてここには, 1, 2, 3, 4 行があります。 そして 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 列があります。 そして,この 4 というものを 物の配列が 4 行あるものと 見ることもできます。 ちょっと書いておきましょう。 4 行があります。 そして,7 列があります。 多分あなたは,全部の物の数が, 行かける列の数で計算できることを, 覚えているかもしれません。 4 行かける 7 列です。 さて,どうしてこれが 上手くいくのでしょうか? どうしてこれが実際の物の 全部の数になるのでしょうか? そうですね。これは,4 行あると見る ことができます。(注:音声誤りあり) つまり,ある物のグループが 4 個あります。 そしてそれぞれの行には 何個の物がありますが? それは列の数ですね。 これらの 4 行のそれぞれには 7 個のものがあります。 つまり,7 個でできた グループが 4 個あります。 またはこれを他の方向から 見てもいいです。 これをそれぞれの列が グループになっていると見ると, 7 個のグループがあります。 それぞれのグループには 何個の物があるかというと, それは行の数のこと ですから 4 です。 そして私たちはもう これらの両方の量が まったく同じ数になることは わかっています。 物の数はここにあるもの (だけ) だからです。 するとこれら 2 つの式は等価で, 4 かける 7 は 7 かける 4 に等しいです。 そしてこれらのどちらについても 計算する方法はいくつもあります。 4 ずつ飛ばして数える 手もあります。 4, 8, 12, 16, 20, 24, 28 と言えます。 ここには7 個ありますか? 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 個あります。 すると 28 になります。 28 個の物がここに あると計算できました。 同じように,7 ずつ数えてもいいです。 7, 14, 21,28 と, 毎回 7 をたしていくことができます。 こちらの方法でも 28 になりました。 同じ色で書いておきましょう。 こちらの方法でも 28 になりました。 しかし,もしあなたがこうすることを 知らない場合とか, または,この方法を使いたくない時, あるいはこの方法ができない場合, または,4 かける 7 をまだ覚えて いない場合があるでしょう。 しかしあなたはできるだけ早く 九九の表は覚えておくべきです。 その場合,これを何かもっと 簡単に計算できるものや, またはあなたが覚えているものに 分解できないでしょうか? 7 列というのは,5 列たす 2 列と 同じだと気がつくかもしれません。 すると,7 列は,ここの 5 列と, あと 2 列,…それにたす 2 列です。 すると,これは 4 かける 7 というのは 4 かける 5 … 4 かける 7 というのは, 4 かける,(5 たす 2) と同じ だと言っているのです。 5 たす 2 です。 ここで私は 7 を 5 たす 2 に 置きかえただけです。 7 が 5 たす 2 で 置きかえられました。 さて,どうしてこんなことを するのでしょうか? そうですね。これを 2 つの配列に 分解することができました。 つまり,4 行 2 列の 配列がここにあって, そして 4 行 5 列の配列がここにあります。 ではここにある黄色の部分には いくつの物がありますか? そうですね。これは 4 かける 5 個の物です。 これは 4 かける 5 の物が 黄色の格子,または黄色の 配列に並んでいます。 そしてこちらのオレンジっぽいところ にはいくつの物がありますか? これは 4 かける 2 です。 すると,4 かける 5 と 4 かける 2 の和をとると, どうなるか? そうですね。これは 4 かける 7 になります。 4 かける,5 たす 2 になります。 これらの和をとりましょう。 かけ算を先に計算しますので カッコを書いて強調しておきます。 この式は,この上の式と 同じものです。 もしかしたらあなたは,下の式で おや,4 かける 5 ならわかる。 4 かける 5 は 20 だ。 そして,4 かける 2 は 8 だ。 それで 20 たす 8 は 28 だとなります。 ここであなたはこう言うかもしれません。 OK,わかりました。 4 かける 7 は 28 に等しい。 そしてそれは 4 かける (5 たす 2) に等しい。 そして,それが 4 かける 5 たす 4 かける 2 に等しいのもわかると。 実際,これは分配法則と 言われているものです。 これは 4 かける, (5 たす 2) が, 4 かける 5 たす 4 かける 2 に 等しいことを言います。 しかし,最初の方法でも これはできたのです。 それでもできるのに,どうしてわざわざ, このかけ算の問題を解くのに 分配法則を使って みせたのでしょうか? そうですね。 その疑問に答えるためには, もう少し難しい問題を やってみたいと思います。 たとえば,6 かける 36 を 計算したいと思います。 ちょっとこのカッコは書く 必要はなかったです。 6 かける 36 を計算したいと思います。 これはどんなふうにできますか? そうですね。36 を分解して 2 つの積にしましょう。 または,6 との積がより簡単に 求まるような 2 つの数に 分解したいと思います。 たとえば 36 というのは, 30 たす 6 と同じです。 ですからこれは 6 かける, 30 たす 6 と同じです。 これは何でしょうか? そうですね。さっき見た通りです。 6 かけるこれら 2 つの ものを先にたすことは, これは 6 かける 30 たす 6 かける 6 と同じことになります。 注意して下さい。 6 を分配したのです。 6 かける 30 たす, 6 かける 6 です。 では,どうしてこれが 役に立つのでしょうか? そもそもどうしてこれが役に立つ のか? (なぜこんなことをするのか) ちょっとカッコを書いて,かけ算を 先にすることを強調しておきます。 一般に,かけ算とたし算が このように並んでいるのを見たら, または割り算がある場合でも, まずはかけ算と割り算を 先に計算してから, たし算とひき算をします。 では,6 かける 30 は何ですか? これは簡単にできます。 6 かける 3 は 18 に等しい と知っているので, 6 かける 30 は 180 です。 6 かける 6 は 36 に等しい と知っているでしょう。 ですからこれは 180 たす 36 になります。 それは何かと計算してみましょう。 0 たす 6 は 6 で, 8 たす 3 は 11 で, 1 たす 1 は 2 です。 これで 6 かける 36 が 216 に等しいとわかりました。 ここでは分配法則を 使って計算しました。 これは実はあなたがどんな場合でも 大きな数を計算する ときに使う方法です。 ここで見たよりももっと 大きな数の場合です。 分配法則を使って 数を分解することで, 大きな大きな数の計算が できるとわかると嬉しいです。 そしてあなたの数学の 学びが今後進んでいくと, これがさらに有用だと わかる時が来るでしょう。