整数を小数で割る

518 を 0.7 で割ってみましょう． 今，この整数をこの小数で割ろうとしています． これはまた，518 割る．．． もっと大きく書きましょう． ちょっとここで計算しなくてはいけません．518 割る 0.7． ここでは小数で割っていますが，最初に，この割り算をなんとか整数の割り算にしましょう． これを整数の割り算にする一番良い方法は，これらの数に 10 をかけることです． それは基本的に小数点を右へと動かすことです． これは 7 になるでしょう． しかし勝手に割る数だけ変えたら答えも変わってしまいますから,この場合には 518 にも同じことをしなくてはいけません． そうして答えが元の式と変わらないようにします． これらの両方の数に 10 をかける必要があります． もし，小数点を右に動かして，0.7 を 7 にする時には，518 の小数点も同様に右に1つ動かす必要があります． もしかしたら「518 に小数点なんか見えないよ」と思うかもしれません． 実は 518.00 のようにあるのですが，単に書く必要がないので書きません．また，0 は好きなだけ小数点以下にはつけてかまいません． もし小数点を動かせば，これは 5180 になります． 私達は実はここで， 518 割る 0.7 は 5180割る 7 と同じだと言っています． 注意して欲しいのは，小数点を右に1つ動かすということは，これらの両方の数に 10 をかけるということです．それで小数点の位置が動きました． これを考えるもう1つの方法は，割り算を分数で書くと，0.7 分の 518 になるということです． 分子と分母の両方に10をかけても分数の値は変わらずに， 7 分の 5180 になります． 7 分の 5180 になります． ここで何をしたかはっきりするように少し整理しましょう． 私達は小数点を右に1つ動かしました． するとこれは 7 になります． 小数点はここになります． 実はもう小数を書く必要はないですね． これは単なる 7 です． ではこれを単純に 7 と書くことにしましょう． 518 の小数点はここになるので，これは 5180 になりました． ではこの割り算の記号をのばしましょう． では，これは単に割り算の筆算の問題になりました． では，7 は 5にいくつありますか? それは 0 回ですね． いや，ちょっと近道をしましょう．7 は 5 にはありません． しかし 51 にはあります． 7 かける 7 は 49 です． ですからこれは 7 回あります． 7 かける 7 は 49 です． 51 から 49 をひくと2です． この 8 を下に持ってきます． 7 は 28 に 4 回あります． 4 かける 7 は 28 です． これをひき算すると 0 になります． ではこのもう1つの0を持ってきます． 少なくとも私達は小数点のところまでいかなくてはいけません． もう1つの0をここに持ってきます． 小数点の所まで行かなくてはいけないというのは，ここに小数点を書いて，正しい位の値を常に注意しなくてはいけないということです． または，小数点は正しい場所になくてはいけないということです． 私が数字を書く位置に注意して下さい． 私が計算している時に特定のことをしていることに気がついていることでしょう． 7 は 51 に 7 回ある時， その 7 をこの 51 の1の真上に書きました．他の場所ではありません． 7 が 28 に 4 回あるという時， 私は 4 をこの 8 の真上に書きました．これは割り算をしている時の28の 1 の位の場所です． では 7 は 0 に何回あるかというと， 0 回ですね． このひき算をすると，余りはありません． これを小数点以下に 0 を続けられるようにいくらでも続けることはできますが， そうしても答えは変わらずに 740 だということがわかるでしょう． 740 が答えです．