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コース: 小学 6 年生 > 単位 4
レッスン 5: さらに演算の順序演算の順序の復習
演算の順序とは,式をどのように評価するかという一連のルールです。このルールによってある式に対して誰もが同じ答えを得られるようにします。演算の順序は括弧,指数,乗算/除算,加算/減算の順に優先度が高くなっています。たし算ひき算よりもかけ算割り算が先と覚えている人もいるでしょうがそれだけではありません。
演算の順序とは式をどのように評価するかという一連のルールです。このルールに従うことでいつでも同じ答えを得られるようにします。
英語ではこれを
(ペムダス) と覚えることがあります。「P」は英語の括弧の頭文字 (parentheses),「E」は英語の指数 (exponents) の頭文字です。しかし,日本語ではそのまま,括弧が一番先,かけ算と割り算がたし算ひき算よりも先,のように覚えることが多いでしょう。
重要な注意点: 同じタイプの演算が並んでいる場合には左から右に評価をしていきます。この順番はひき算や割り算が式の左側にある場合には重要になります。例えば, や です。(これがなぜ重要になるかは以下の練習問題 3 をご覧ください)。
例題 1
ここには括弧も指数もありませんので,かけ算と割り算から始めます。
... できました! |
注意: 全てのかけ算がたし算の前に評価されるようにしました。もし のかけ算の前に を評価したら,間違った答えになったことでしょう。
例題 2
括弧の中の | |
... できました! |
例題 3
これを評価する正しい方法は左から右の順番でおこなうことです。
正 | 誤 |
---|---|
注意: たし算とひき算の優先順位は同じです。かけ算と割り算の優先順位も同じです。
もっと演算の順序について学びたいですか? このビデオ をチェックしてみてください。