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1 つの変数を持つ式の評価
1つの変数の式をすぐに評価するための説明,例題,練習問題をミックスしたものです!
1つの変数を持つ式をどのように評価するか
式 を評価しようとするとしましょう。そのためにはまず変数 の値を知ることが必要です。例えば, の時の式を評価するためには, を で置き換えます:
ですから, の時には式 は に等しいです。
ですから, の時には式 は に等しいです。
乗算の式を評価する
もしかしたら,あなたは「 の時の を評価して下さい。」と尋ねられるかもしれません。
式 の変数 の右側に数 がある様子に注意して下さい。これは," かける " という意味です。どうしてこのようにするかというと,以前学んだ の記号を使ってかけ算を示す古い方法では,かけ算の記号が変数 と似ていてまぎらわしいからです。
さて,問題を解いてみましょう。
ですから, の時には式 は に等しい です。
乗算を表示する新しい方法
ちょっと待って下さい! 私達が " times " を ではなく, として書き直したことに気がつきましたか? 記号 を使う代わりに,ドットを使うことは,乗算を示す新しい方法です:
カッコを使ってかけ算を示すこともできます:
私達が学んだ,かけ算を書く新しい方法をまとめましょう。
以前の方法 | 新しい方法 | |
---|---|---|
変数あり | ||
変数無し |
演算の順が問題となる方程式を評価する
より複雑な式では,演算の順序に細心の注意を払う必要があります。例を見てみましょう。
すると, の時,式 は に等しいです。
評価する時に演算の順序についていかに注意深くしているかに気をつけて下さい。よくある間違いは, です。これは,最初に と をたして, を得て,それからその に をかけて とするものです。